感染症発生動向調査の定点に加わりました

 ご報告が遅れましたが、当院が本年1月から福岡県感染症発生動向調査の定点に加わりました。毎週、水痘や流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)などの小児科関連疾患およびインフルエンザの患者さんの数を集計して報告しています。例えば第7週のインフルエンザでは「定点当り43.71」ですが、この単位は「人」で、一定点当りの1週間の患者数の平均のことです。福岡県医師会のホームページhttps://www.fukuoka.med.or.jp/ では最新の疾患別患者数のほか、過去5年間の患者数の推移グラフも見ることができ、参考になります。

 また医師専用ですが、地域別の報告も分かります。県全体の流行状況も大事ですが、インフルエンザも含め、流行には地域差がありますから、志免町および須恵町・宇美町・福岡市博多区などの流行状況がより参考になります。もっと身近な「○○保育園」「△△小学校」の感染動向も当院分はまとめています。

 水痘やおたふくかぜなどは、ワクチン接種にもかかわらず感染した場合はワクチンのメーカー名・ロット番号なども報告しています。母子手帳にはワクチンの記録が残っていますので、是非来院時はお忘れなく!

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